
工房に自生している「タラノキ」です。
桜の季節には天然物の「たらの芽」が楽しめます。
スーパーに売っている「たらの芽」とは香りや味が全く違います。
それもそのはず、スーパーの「たらの芽」は前年に伸びた枝を切って水につけておき、出荷前にビニールハウスで発芽させたものがほとんどです。
綺麗な緑色の「たらの芽」には要注意です。
形は同じでも香りはありませんので。

この美しさを物造りに活かせないか。と常々思います。
そう思えば思うほど、自然の美しさの前に人の無力さを感じます。
全てが必要で、必要だからこその美しさがそこにはあります。
決して作られた美しさではなく、作ろうとする行為自体に美しさを見出せません。
ですが、この美しさはそのままにしておくには惜しい。
そこには欲がありますね。
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